出産里帰り中に時間があったため、父親所有の小説を何冊か借りて読んでいました。
その中の一冊がこの「海賊とよばれた男」。

百田さんの小説は読むのがこれで2冊目でした。
一番最初に読んだのは、数年前に映画化されて話題にもなった「永遠の0」。
親戚のおばさんに借りて読み始めたのがきっかけでした。

「永遠の0」については別の機会に語ることにしまして・・・

百田さんの文章はとても端的に簡潔に書かれていて、読者側としてはすっと内容が頭に入ってくるんです。
読みやすく、わかりやすい文章を書く方なんだなと感じました。
人物の心情から話の流れの組み立て方、時代背景なんかの設定も史実をきちんと踏まえているので、読んでいて勉強にもなります。

この「海賊とよばれた男」は石油会社である出光興産の創業者、出光佐三氏をモデルとしたサクセスストーリーです。
出光佐三氏の人生と日章丸事件をもとに物語を構成しています。
出光佐三氏が出光興産をどのようにして盛り立てていったのか、激動の時代を舞台に繰り広げられる一人の豪傑の人生をドラマティックに描いています。この小説の中では、出光佐三氏は国岡鐡造、出光興産は国岡商店という名前で表現されています。

【簡単なあらすじ】
明治生まれの国岡鐡造が、まだ石炭が主流の時代に早くから石油に着目し、石油を扱う国岡商店を立ち上げる。
石油をいかに庶民へ安く提供するか、どんなに店の経営状態が苦しくとも、店員(従業員)の首を切ることはせずに情熱をもって切り抜けていく。国民のために、日本のために・・・その信念をもって、当時としては破天荒な行いをやってのけ業界内では恐れられ、驚かれた。
業界や国家間のしがらみを超えて、突き進むその姿はまさに「海賊」。

まぁ、詳しい内容は是非本書を読んで楽しんでくださいませ♪
この小説、読んでいてとても胸が熱くなります!
特に男の人は好きかもしれないなぁ・・・。男が惚れる男ってこんな感じなのではないかな?と思いますが。

なお、歴史経済小説と言われれいるので歴史と経済のお勉強にもなるから一石二鳥な一冊。
今日の石油業界を見ていくうえで、その成り立ちや出光興産の立ち位置も把握できるので面白い。政治や経済・歴史と絡んでくるので実在した人物も多数登場しますし、読み応えがありますよ。ストーリーも、次から次へと難題が降りかかってくるのでどうやって切り抜けていくのかワクワクしながら読めます。そうきたかぁ!!と思ったことが多々ありました。

魅力的な登場人物も多いですし、何よりすごいと思ったのが前述した「永遠の0」と一部絡んでくるところ。
それを考えると・・・「永遠の0」を先に読んでからこの本を読んだほうが面白いかもしれませんね。

今の日本人にはない、ハングリー精神や執念ともいえる情熱は心打たれるものがありました。
出光佐三氏の著書も何冊かあるらしいので、読んでみたいな・・・。

私としてはかなりお勧めです♪この夏に是非手に取ってみてはどうでしょうか?

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